先日祖父・祖母がガラケーからスマホに機種変更するのを手伝いました。
高齢者の方でも使いやすいシニア向けのスマホ端末(機種)を購入し、料金を抑えるために「LINEMO(ラインモ)」を利用することにしました。
今回は
- どのように料金プランを選んだのか?
- どのような基準で機種を選んだのか?
- 高齢者に人気の機種はどんなものか?
などなどまとめてみたので、少しでも参考になれば嬉しいです。
我が家で採用した料金プランと機種
まずは、どのようなことを考えて最終的に決めて行ったのかその過程を簡単に紹介していきます。
料金プランについてはLINEMOのベストプラン(3~10GB)を採用
格安の料金で通信品質の良い「LINEMO(ラインモ)」一択です。
LINEMOって格安SIMだから電波が悪いのでは?と思う方もいるかもしれませんが、LINEMOは回線品質が良い「MNO回線」を利用しています。
MNO回線とは、ドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアの回線を「そのまま」使うという意味です。
下図のように普通の格安SIM会社(MVNO)は大手会社(MNO)から回線を借ります。
他社格安SIMの多くはMVNOで回線が細いので利用者が増えるとすぐに混雑し、回線速度が落ちてつながらなくなります。
対してLINEMOはソフトバンクと同一のMNO回線を使用しているため、通信速度もキャリア同等の品質が期待できます。
↓格安SIM全体の通信速度の平均値を大きく超えています。
対応エリアもソフトバンクとまったく同じなので、ソフトバンク回線に接続できるところであれば、LINEMOでも問題なくつながります。
LINEMOの料金プランは以下の2種類になります。
参考:LINEMO料金プラン
※3GB以内で抑えて料金を安くしたいという方は通信量の設定で制限ができます。
さらにLINEMOは、LINEアプリのトークはもちろん、音声通話・ビデオ電話のデータ消費もゼロ(ギガフリー)。
データ容量を使い切っても(通信速度制限がかかっても)LINEアプリの通信速度は落ちないため、子供用のSIMとしてもおすすめ!
- ソフトバンクの高品質な通信回線をそのまま利用できる
- シンプルでコスパの良い料金プラン
- LINEのトークも通話もデータ通信量を消費しない
- 契約料0円、解約料0円、2年縛りなしでいつでも解約OK
- 子供用のフィルタリングオプションが無料
祖父、祖母のスマホの機種については「かんたんモード」というシンプルなホーム画面のある「arrows We(Simフリー)」という機種を中古で購入しました(1万円以下)。
↓かんたんモードでのホーム画面はこんな感じ。
実際に祖父、祖母に半年間使ってもらってますが、「LINEMOのベストプラン」+「arrows We」の組み合わせで全く問題なし、非常に快適に利用できています。
LINEMOの「動作確認端末ページ」で自分が使っている端末(使いたい端末)が使えるか確認してみてください。
祖父、祖母は初めてのスマホだったので、分からない部分などはその都度教えてます。
とは言っても使うアプリは写真とLINEがほとんどなのですぐに使えるようになりました。
毎月の料金も990円で不自由なく使えているので良い選択をしたなと思っています。
格安SIMではキャリアのメール(ドコモメール、auメール、ソフトバンクメール)が使えなくなります。
厳密には使えなくはないですが、有料(月額300円程度)になってしまうので代わりにGメールかYahooメール利用がおすすめです。
我が家の場合ですが、祖父、祖母の両方ともLINEを使いだすとメールは使うことがなくなりました。
高齢者シニアの方スマホデビューにおすすめの人気スマートフォン機種
できるだけ安くて必要十分な機能の人気の機種をいくつか紹介していきます。
我が家と同じようにLINEMOを利用するのであれば、端末は「SIMフリー」もしくは「Simロック解除済み」となっているものを選んでください。
また、安い端末が良いという方も多いと思うので、未使用品や良い状態の中古端末も見てみることをおすすめします。
arrows We
arrows Weは機能、スペック的には普通ですが価格が安いので子供やシニア層へのスマホデビューにもおすすめの機種です。
泡タイプのハンドソープで丸洗いできるだけでなく、アルコール除菌にも対応。画面割れに強いタフな1台です。
ちなみに私の父、母もスマホデビューする時にこの機種をおすすめしました。
「かんたんホーム」というシニア向けの使いやすいホーム画面への切り替えもできます。
※ちなみに、同じ種類の「arrows 5G」という機種はLINEMOの対応端末ではないので注意(データ通信不可)。
iPhoneSE(第2世代)
iPhoneならコスパの良いコンパクトなiPhone SEもおすすめ。
スマホの操作を教える方がiPhoneを使っているのであれば同じiPhoneにすることで、教えやすいメリットがあります。
- コンパクトで軽量、片手で持ちやすい
- iPhoneの中では比較的手頃な価格で購入できる
- ホームボタン(物理ボタン)がある
新しいのはiPhoneSE 第3世代(2022年~)ですが、1つ前の第2世代(2020年~)ならめちゃくちゃ安く購入できます。
大きな違いは第2世代は5Gに未対応ということ。それ以外は機能面でも見た目もほぼ同じです。
LINEMOでiPhoneが使いたい、しかも安い端末が良いという方はiPhoneSE(第2世代)が最適です。
以上高齢者(シニア)の方におすすめのスマートフォン端末と料金プランでした。
■LINEMO(ラインモ)公式サイト
⇒https://www.linemo.jp/
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