楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」はデータ無制限で月3,278円(税込)とコスパ抜群、さらにMNPワンストップ制度で手続きも簡単です。
この記事では、ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換え手順をステップごとにわかりやすく解説。
料金比較、キャンペーン活用、電波エリア確認まで、最新情報を基に、初心者でも失敗しない方法を紹介します。

三木谷社長のキャンペーンページから申し込みをすると、他社から乗り換えは14,000ポイント、新規は7,000ポイントもらえます。
なお、この三木谷社長のキャンペーンに限り、二回線目、三回線目でも対象です(最大五回線目まで)。


MNPワンストップとは?
「MNPワンストップ」とは、携帯電話番号ポータビリティ(MNP)を利用して他社に乗り換える際、従来必要だった「MNP予約番号」の発行手続きを省略し、乗り換え先のキャリアで全ての手続きを完結できるサービスです。
2023年5月に導入され、ワイモバイルから楽天モバイルへの移行も対応しています。
これにより、ユーザーはワイモバイル側での手続きをスキップでき、手間と時間を大幅に削減できる点が最大の特徴です。
ワイモバイルから楽天モバイル乗り換えのメリット
ワイモバイルと楽天モバイルの基本比較
項目 | 楽天モバイル | ワイモバイル |
---|---|---|
基本料金 | ・0~3GB: 1,078円 ・3~20GB: 2,178円 ・20GB以上: 3,278円(無制限) | ・S: 4GB/2,365円 ・M: 20GB/4,015円 ・L: 30GB/5,115円 |
割引 | ・家族割: 110円引き/回線(同一姓) ・最強子供(12歳まで): 月440円引き ・最強青春(22歳まで):月110円引き | ・家族割: 2回線目以降1,100円引き/回線 ・おうち割光セット: 1,100円引き/回線 |
通話料金 | ・Rakuten Link使用で無料 ・標準アプリ: 22円/30秒 | ・標準アプリ: 22円/30秒 |
通話オプション | ・15分かけ放題: 1,100円(Rakuten Link以外) | ・10分かけ放題: 880円 ・24時間かけ放題: 1,980円 |
データ繰り越し | なし | あり(翌月まで) |
ネットワーク | 楽天回線+auパートナー回線 | ソフトバンク回線(安定性重視) |
メリット | ・データ無制限が安価 ・通話無料(Rakuten Link) | ・通信安定性 ・家族割やおうち割で割安 |
デメリット | ・Rakuten Linkの通話品質が不安定 ・エリア内でも繋がりにくい場合あり | ・無制限プランなし ・通話オプションが有料 |
こんな人におすすめ | ・データ使用量が多い人 ・楽天経済圏ユーザー | ・安定した通信を求める人 ・家族で使う人 |
1.データ無制限が安い!料金プランで節約
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、データ使用量に応じた従量制で、最大の魅力は無制限で月3,278円(税込)。
ワイモバイルの「シンプル2 L」(20GB、4,015円)より約 約740円安く、動画視聴やテザリングを多用する人に最適です。
●従量制で柔軟:3GBまで1,078円、3~20GBで2,178円。使わない月は自動で安くなる。
家族4人(全員無制限)で月13,112円(楽天) vs 月16,060円(ワイモバイル)。年約36,000円の差!

2.通話無料で通信コストを大幅カット
楽天モバイルはRakuten Linkアプリで国内通話が無料(0570などの特番除く)。
ワイモバイルは10分かけ放題770円/月、かけ放題は追加1,870円/月、超過分は22円/30秒必要。
楽天ポイント還元がすごい!キャンペーンでお得
楽天モバイルはキャンペーンが充実。特にMNP(乗り換え)や端末購入で高額ポイントがもらえます。
- 三木谷社長キャンペーン
:MNPで14,000ポイント、新規で7,000ポイント
- iPhoneキャンペーン
:iPhone 16/16e購入で最大40,000円相当還元(一括/24回払い)
- 学生応援キャペーン
:最大14,000ポイント還元(実質1年無料)
楽天ポイントは月額料金支払いや楽天ペイで使え、実質無料も可能です。楽天経済圏ユーザーやポイントで節約したい人に最適。
3.プラチナバンドと5Gで進化中
楽天モバイルのプラチナバンドは2024年6月27日以降、順次エリアを拡大予定です。
現時点でどこにプラチナバンドの基地局を設置しているかは公開されていませんが、2026年3月までにプラチナバンドの基地局を10,661局も設置する計画を公表してます(総務省公開の資料より)。
また、5Gに関しても、2024年9月末時点で全国47都道府県に合計17,494局の5G屋外基地局を展開しており、2025年1月より九州や沖縄等でも、順次5G基地局のキャパシティ増強・5Gエリアの拡大を実施される予定です。
都市部在住で高速5Gを低コストで使いたい人にも楽天モバイルがおすすめです。
乗り換え前に知っておきたいデメリットと注意点
ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換える前にしっておきたい注意点が2つあります。
1.電波エリアの安定性が課題
楽天モバイルの人口カバー率は99.9%ですが、山間部などではパートナー回線(au)に依存している部分があります。
速度が最大1Mbpsに制限される場合があり、ワイモバイルのソフトバンク網(全国安定)に劣るエリアがあります。
楽天はプラチナバンドで改善中ですが、地下や地方のビル内ではワイモバイルが安定するかも?乗り換え前にエリアマップで確認しておきましょう。
2.店舗サポートが少ない
ワイモバイルは約4,000店舗(ソフトバンク併設含む)で手厚い対面サポート。
楽天モバイルは約1,200店舗(家電量販店コーナー含む)で、地方では少ないという部分も確認しておきましょう。

ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換えの費用と解約金の最新情報
ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換え(MNP)は、手数料がほぼ無料で手続きが簡単な点が魅力です。
ただし、楽天モバイルの新ルールや端末の残債、キャンペーン条件に注意が必要です。
ワイモバイルの解約にかかる費用
- 解約金(違約金):無料
- MNP転出手数料:無料
- 月額料金:ワイモバイルは解約月の料金が日割り計算されない
ワイモバイルでは、2022年2月1日よりすべてのプランで解約金は完全撤廃されているので、契約更新月を気にせず、いつ解約しても無料です。
ただ、ワイモバイルは解約月の料金が日割り計算されない月途中で解約しても1ヶ月分の料金が発生するので注意。

楽天モバイルの契約にかかる費用
楽天モバイルは契約時の手数料が無料で、乗り換えコストが低いのが特徴です。ただし、2025年4月1日以降の新ルールに注意が必要です。
- 契約事務手数料:無料。新規契約やMNPに手数料はかかりません
- SIM発行手数料:無料。物理SIMやeSIMの発行に追加費用なし
- 送料:オンライン申し込みの場合、SIMカードや端末の送料は無料(全国一律)
- 解約事務手数料(新ルール):2025年4月1日以降の申し込み回線:契約から1年以内に解約する場合、最大1,078円(税込)の解約事務手数料が発生
ワイモバイルからMNPワンストップで楽天モバイルへ乗り換える手順
ワイモバイルからMNPワンストップで楽天モバイルへの乗り換えしていく手順は以下です。
- 対応端末の確認
- 楽天モバイルの申込み
- 電話番号引き継ぎ(MNP)申請
- SIMの到着とMNP転入の手続き
- SIMを入れ替えて楽天回線の開通させる
※auやソフトバンクも同じ手順でOKです。
通常は電話番号そのまま引き継ぐ場合に「MNP予約番号の取得」という手続きが必要になりますが、ワイモバイルから楽天モバイルの乗り換えでは予約番号は不要で乗り換えできます(MNPワンストップ)。
端末セットで申し込みする予定の方はSIMロックも不要なので、楽天モバイルの申し込み⇒開通の手続きという流れになります。
1.対応端末の確認
最初に楽天モバイルで利用する端末の確認をしておきます。
楽天モバイルで動作確認済みの端末であればそのまま使うことができます。
※2021年8月27日以降発売の端末はSIMロックが行われていないので、解除手続きも必要ありません。
申込み前に自分の端末が利用できるか確認しておいてください。
端末がない方は楽天モバイルの端末セット割引がお得
楽天モバイルでは端末セットの割引があるため、申し込みと一緒に新しく端末購入がおすすめです。
端末で迷っている方は楽天モバイルのスマートフォン売れ筋ランキングもチェックしてみてください。
2.楽天モバイルへの申し込み
楽天モバイルの三木谷社長のキャンペーンページを開きます(通常キャンペーンよりもお得)。
「申し込みはこちら」を選択。
「新規/乗り換え(MNP)お申し込み」を選択。
3.プランとオプション選択
「プランを選択する」をクリック。
ここからオプションの選択などをしていきます。
15分(標準)通話かけ放題の選択
15分かけ放題(1,100円/月)に加入する・しないを選択します。
楽天モバイルには通話料無料で利用できる「Rakuten Link」がありますが、通常の通話アプリとは通話品質が違います。
Rakuten Linkは専用アプリでデータ通信を行います。楽天回線が不安定な場所では、通話中に声が聞こえなかったり、タイムラグが発生したり、着信表示が不明となったりする場合もあります。
- 15分かけ放題:有料だけど通話品質が良い
- Rakuten Link:通話料は無料だけど通話品質は回線に依存(LINE電話みたいな感じ)
ということを踏まえてかけ放題に加入するか決めてください。
SIMタイプの選択
SIMのタイプは「SIMカード(通常の抜き差しするタイプ)」を選択。通常はSIMカードでOK。
※SIMタイプよくわからないって方は通常の「SIMカード」選択でOKです(ほとんどの端末でSIMカード利用できます)。
かなり少数ですが、「Rakuten Mini/Hand/BIG」のように、通常のSIMカードが使えず、eSIMだけ対応の端末(通常SIMカードが使えない端末)も存在します。
新規で「Rakuten Mini/Hand/BIG」などのeSIMのみ対応の端末を購入される場合は「eSIM」を選択してください。
申込み内容が問題なければそのまま「この内容で申し込む」を選択。
※端末セットやアクセサリーなども一緒に申込みされる場合は「製品選択へ進む」をクリックしてください。
4.契約者情報の確認
楽天のログインページになるので契約者になるアカウントでログイン。
※会員情報の追加が必要な場合は入力欄が出るので生年月日と性別の登録をしてください。
契約者情報が表示されるので変更があれば変更。
「契約者情報と本人確認書類の情報が一致していることを確認しました」にチェックを入れます。
契約者情報は提出する本人確認書類と一致するように入力してください。
住所の表記も「〇〇市1番1号」と「〇〇市1-1」などの違いがないように入力。
本人確認書類のアップロード
本人確認書類の確認方法を選択します。
本人確認書類を選択してアップロード。
法定代理人同意書 兼 支払い名義人同意書のアップロードして「次へ進む」。
※同意書をダウンロードしてない方はフォームをダウンロードしてプリントアウトし、記入してからアップロード。
電話番号取得か引き継ぎの選択
他の業者から電話番号を引き継ぐ(MNP)か新規で電話番号を取得するか選択します。
今回は乗り換えなので「他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)」を選択。
引き継ぎたい電話番号を入力して「次へ進む」。
受け取りと支払い方法の選択
受け取り方法を選択します(変更があれば変更)。
続いて支払い方法を選択。
支払いに楽天ポイントを利用するか選択。
情報メール要・不要をチェックして「申し込む」をタップ。
内容確認ページになるので間違いがなければ「この内容で申し込む」をタップ。
重要事項を確認し「同意しました」のチェックを入れます。
「情報提供について」は任意なのでチェックを入れても入れなくてもOKです。迷ってしまう方は後から変更もできるのでとりあえずチェックを入れておいてOKです。「同意して申し込む」をタップ。
以上で楽天モバイルの申し込みは完了です。
5.電話番号引き継ぎ(MNP)申請
申し込み後に続けてMNPの申請画面になるので、「電話番号に引き継ぎ(MNP)申請を行う」をタップ。
my楽天モバイルの「申し込み履歴」のページになるので、「電話番号に引き継ぎ(MNP)申請を行う」を選択。
現在利用している通信会社を選択し、「MNPワンストップの申請ページへ進む」をタップ。
乗り換え(MNP)の手続き
現在利用している通信会社のページになるので、各通信会社のIDでログインしてMNP申請の手続きをしてください。
ワイモバイルのログイン画面になるのでログインします。
MNPに関する注意事項があるので確認します。
注意事項を確認したら「次へ」。
アンケートに回答して「次」へ。
手続き内容の確認画面になるので、間違いなければ一番下の「同意」をタップ。
元の画面に戻るので、ページを再読み込みしてみると「MNP転入完了」と表示されています。
これでMNPの転入手続きは完了です。
7.SIMを入れ替えて楽天回線の開通させる
スマホの電源をOFFにしてSIMの入れ替えをしていきます。
SIMを入れ替えたら再度スマホの電源をONにして起動します。
SIMをセットすることで自動的に楽天回線が開通します。
きちんと楽天の回線が開通している事を確認するにはWi-Fiを切った状態でもネット検索などができるかどうか確認してください。
楽天モバイルでMNPワンストップができない(進まない)場合の対処
MNP申請後にステータスが「電話番号引継ぎ(MNP)申請待ち」(MNPワンストップの場合は「MNPワンストップ申請受付」)のまま変わらないというケースが多いです。
まずは以下MNPワンストップ申請の受付時間と手続き完了時間を確認してみてください。
↓MNPワンストップ申請の受付時間と手続き完了時間の目安
また、「my楽天モバイル」 の「申し込み履歴」へアクセスし、対象の申込番号の「電話番号の引継ぎ(MNP)申請をする」をタップしたか確認してください。
↓MNP申請するをタップ
ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換えでよくある質問
Q1:ワイモバイルの端末を楽天モバイルで使えますか?
多くの場合、使えますが、周波数対応の確認が必要です。まずは楽天モバイルの「確認済み対応端末」を確認してください。
非対応の場合、新端末購入が必要ですが、キャンペーン(40,000円相当還元)で負担軽減。事前チェックでコストを回避しましょう。
Q2:楽天モバイルの電波は地方でも繋がりますか?
楽天モバイルの人口カバー率は99.9%ですが、地方や山間部ではパートナー回線(au)に依存しているエリアがあります。
楽天はプラチナバンド(700MHz)を2024年6月から開始(東京都中心、全国5カ所)で改善中。接続性を確認するには楽天エリアマップで自宅や職場を検索してみてください。
Q3:ワイモバイルの端末残債はどうなりますか?
分割払い中の端末は、解約後も支払い継続します。楽天モバイルに残債を引き継ぐ手続きは不要で、ワイモバイルの支払い口座から引き落としされます。
残債はMy Y!mobileで確認できます。一括精算も無料で可能です。
Q4:オンラインと店舗、どちらで乗り換えるべき?
乗り換えはオンラインがおすすめです。
■オンラインのメリット
- オンライン限定のポイント還元あり
- MNPワンストップで予約番号不要
- 24時間手続きが可能で待ち時間なし
- 送料も無料
■店舗手続きのメリット
- 即日開通(在庫次第)
- 対面サポート無料
※楽天モバイルショップ検索で予約推奨
以上ワイモバイルから楽天モバイルへMNPワンストップで乗り換える手順でした。

コメント