【累計600台販売】スマホはどこで売れる？中古端末を高く売る方法をプロが解説

今回はスマホの端末を売りたいという方向けにスマホを高く売る方法を解説します。

実はスマホ端末を機種変更した際に、旧端末を上手に高く売ることができる方は少数派です。

なぜなら大手キャリアに二束三文の価格で下取りに出す方が多く、ひと工夫で驚くほど高値で売れることがあまり知られていないからです。

この記事で自信を持って自分でスマホを売却できるようにしていきましょう。

スマホ端末を高く売るための７つのコツ

1. 分割払いは完済しておく
2. スマホ端末をキレイな状態にする
3. 付属品は可能な限り揃える
4. 機能が全て正常に動作するか確認する
5. SIMロック解除が望ましい
6. 不要になったら早く売る
7. 初期化を行いSIMカードを抜く

要点は端末の状態を最善に保つこと。

そして次の人が使い勝手の良い状態で手放すことが大事です。

１．分割払いは完済しておく

スマホ端末の分割払いは完済しておきましょう（ネットワーク利用制限を〇にしておく）。

ネットワーク利用制限とはスマホに付けられているランクです。

実はあなたのスマホは「〇、△、×、－」の4つのいずれかのランク付けられています。端末の残債や不正利用の有無で状態が変わります。

具体的には下記の一覧を見てください。

ネットワーク利用制限は下記サイトで製造番号を入れるとわかります。

製造番号はIMEIとも呼ばれる14 or 15ケタの数字で、設定⇒端末情報等でiPhoneでもAndroidでも確認できます。

• Android：「設定⇒デバイス情報」でIMEIが確認できます
• iPhone：「設計⇒一般⇒情報」でIMEIを確認できます

キャリア	ネットワーク利用制限 確認サイト
ドコモ	サイトへのリンク
au	サイトへのリンク
softbank	サイトへのリンク

〇は借金が完済済で綺麗な端末。一方△は残債支払い中です。つまり他人の借金(残債)が残っている端末です。

端末は売却前にこのランクを〇にすることが大事です。

◯は一番高値で売れますが、△では高く売れません。

実際に携帯買取で有名な「イオシス」のサイトでも△は〇より買取価格が低いです。

参考：ネットワーク利用制限に関して｜イオシス

ということで、端末を高く売るなら、まずは残債の一括払い。

これでネットワーク利用制限を〇にしましょう。

２．スマホ端末をキレイな状態にする

スマホをキレイな状態にしておけば高く売れます。

スマホ(特に中古や未使用品)の価格は実は単純なカラクリで決まります。

私は累計600台以上のスマホを販売した実績がありますので、その裏側を少しだけ教えますね。

スマホ端末の価格は何で決まるかわかりますか？

実はスマホ端末の価格は外観の破損の程度だけで9割以上決まります。

つまり見た目の美しさが最重要です。

その為に保護ケース、保護フィルムの使用は必須です。

使用してなかった方は今からでも保護してください。もちろん機能が正常であることは当然ですが、その上で価格を決めるのは見た目です。

一番大事なのが液晶画面で、続いて裏面で、ここにどの程度のキズがあるかで決まります。

特に液晶画面にキズがあると2～3割は価格が落ちるので注意です。

液晶はキズやスレがないのが100点としてキズがあるごとに減点されます。ですのでガラスフィルム等でがっちり保護しましょう。

スマホ端末は最初から売る前提で丁寧に使うことがポイントです。

３．付属品は可能な限り揃える

付属品が全て揃っていると高値で売れます。

付属品には例えば以下のようなものがあります。

• 充電アダプター＆ケーブル
• USBケーブル
• 外箱
• 保護フィルム＆ケース
• 取扱説明書&保証書

経験的に高値にできる付属品は「充電アダプター＆ケーブル」と「USBケーブル」と「外箱」です。

やはり充電できる付属品は大事です。そして以外に「箱」も人気ですよ。

４．機能が全て正常に動作すること

機能が正常なことは高値販売に必須です。

逆に不具合があると大きく減点されますのでご注意を！

とりわけ不具合があってはダメな機能が以下です。

• モバイル通信
• Wi-Fi接続
• Bluetoosh接続
• 重要アプリ(ブラウザ＆メール)

ポイントとしては

「スマホが正常に通信できること」
「最低限のネット閲覧ができること」

が絶対条件です。

逆にカメラに不具合があっても気にしない方も多いです。

カメラは通信機能に影響しないいわばオマケですからね。

５．SIMロック解除が望ましい

SIMロックは読んで字のごとく端末にカギがかかっている状態です。

つまりドコモなら「ドコモ回線しか使えない端末」、auなら「au回線しか使えない端末」になっています。

SIMロック解除可能な端末の条件は以下の3つです。

• 2021年10月以降発売の端末は基本的に解除済（SIMロック解除不要）
• 一括購入端末は即日、もしくは翌日解除可能
• 分割購入端末は101日経過すると解除可能

SIMロック解除端末が高く売れる理由はどのキャリアでも使えてオールマイティだからです。

制限なく使えるのはメリットですよね。

６．不要になったらなるべく早く売る

中古品も「新しくて質が良い」ものが人気です。

つまり購入後あまり日がたっていない新しい機種ほど高く売れます。

もし今の端末が不要になったら1日でも早く売ってください。

７．初期化を行いSIMカードを抜く

次の方がすぐ使える状態で売れば高値になります。

■ダメな売り方

• 初期化してない
• SIMカード入れっぱなし

上記は個人情報丸出しで売っているのと同じです。こんな危険で手間のかかる端末は高く売れません。

まず店舗に売るなら、店舗側で情報消去の手間がかかります。

また、ネットでスマホを売る場合でも個人情報入りなんて気味悪くてオークションでも価格は上がりません。

「AndroidでもiPhoneでもリセットみたいな初期化ボタンを押せば全部消えるんでしょ？」と言われる方も多いですが、実は消えません。

なので初期化不完全な端末も中古市場にゴロゴロころがってます。

スマホ端末の初期化の手順

iPhoneとAndroidに分けてご説明します。

iPhoneで必須の初期化手続きは下記4つです。

• アクティベーションロック解除
• 「iPhoneを探す」をOFF
• iCloudからサインアウト
• データ初期化(リセット)

アクティベーションロックは「iPhoneを探す」の機能の一つで、端末紛失時に中身を保護する機能ですが、解除されていないと新しいユーザーがログインできません。

フリマアプリなどで個人間売買で知識の少ない出品者がよくやるミスです。知らないので悪気はないですが、確実に次のユーザーが使えなくなるので問題です。

アクティベーションロックの解除方法、初期化は下記Appleサポートを参照ください。

参考：iPhone、iPad、iPod touch を初期化する (工場出荷時の設定に戻す) 方法
参考：アクティベーションロックの解除方法

続けてAndroidで必須の初期化手続きは下記2つです。

• Googleアカウントからログアウト
• データ初期化(リセット)

iPhoneと比べてだいぶ簡単ですね。

実はAndroidでは、Googleアカウントからログアウトせずに初期化すると、「Device Protection（端末保護機能）」という機能が有効になり、他の人が使えなくなってしまいます。

端末に前ユーザーと違うGoogleアカウントを設定した時に「不正利用」と勘違いされロックがかかることがあり、「Androidロック」もしくは「Googleロック」などと言われたりします。

Googleアカウントから完全にログアウトする方法は「設定⇒アカウント⇒Googleアカウント選択⇒削除」でOKです。

その上で初期化(リセット)すれば大丈夫です。

おサイフケータイの初期化方法と注意

実は端末を初期化してもおサイフケータイは初期化されません。

データは端末とは別のFeliCaチップに保存されているためです。

中古端末購入したらおサイフケータイのデータが残っていて次のユーザーが使えないという事がすごく多いです。本当に注意！

では確実な初期化の手順を確認しましょう。

まずは「おサイフケータイにデータが残っているか確認」していきます。

• おサイフケータイアプリを開く
• サポート・規約を選択
• メモリ使用状況を選択
• 共通領域のブロックを確認

もしブロックが「0」なら機能を使っていないので初期化不要です。

あとは端末初期化だけすればOKです。

もしブロックが「0」より大きい数字なら初期化が必要です。

おサイフケータイの初期化方法は以下です。

■docomoの場合
⇒docomoショップ設置の専用端末「DOCOPY(ドコピー)」で初期化ができます。

■au、ソフトバンクの場合
⇒キャリアのショップで対応をお願いしましょう。

おサイフケータイ搭載の中古スマホを売るときには必ずFelicaが初期化されているか確認しましょう。

どこで売るのがお得？スマホ売却での注意点

スマホ端末はフリマやオークションの方が高く売れます。

しかしながら初心者向きではありません。それは個人間売買のトラブルの危険があるからです。

実際に国民生活センターのサイトを見ると、フリマサービスでのトラブル件数は増えています。

参考：国民生活センター 相談急増！フリマサービスでのトラブルにご注意

フリマやオークションの方が高くは売れますが、トラブルが多いということも覚えておいてください。

初心者の方や個人間のトラブルが心配な方は専門業者に買取依頼されることをおすすめします。

■買い取り専門業者を利用するメリット

• 個人間取引のトラブルがない
• 売却方法を丁寧にガイドしてくれる
• 業者名義で端末の動作保証をしてくれる
• 売買履歴の証跡をしっかり残せる

という点です。

スマホを高く売れるおすすめの買い取り業者はどこ？

私がおすすめする買取業者は3社あります。

おすすめ順に

• バイヤーズ
• ゲオ（GEO）
• ブックオフ

です。

3社とも以下の4つのポイントをクリアしています。

1. 大手で創業年数が長く実績が多い
2. 対応が悪い会社は避ける(口コミ確認)
3. 買取キャンセル手続きができる
4. 買取キャンペーン中に騙されない

ブックオフとゲオはみんな知ってる超大手企業です。

もしかしたらバイヤーズさんをご存じない方がいるかもしれませんが、バイヤーズは中古スマホ販売大手「ダイワンテレコム 」の親会社で、中古業界では知らない人はいません。

では重要なポイントについて3社を比較してみます。

	バイヤーズ	ゲオ（GEO）	ブックオフ
創業年	2001年創業	1989年創業	1991年創業
買取形式	宅配買取 ・自分で発送 ・集荷依頼	宅配買取 ・集荷依頼 ※店舗買取も可	宅配買取 ・集荷依頼 ※店舗買取も可
事前見積	あり	あり	なし
送料	無料	無料	無料
振込手数料	無料	無料	無料
価格保証	見積から3日以内発送	申し込み時買取価格	なし
振り込みまでの最短日	到着後翌営業日	到着後2週間程度	到着後14～16日
買取キャンセル	可能 ・発送前 ・査定額と違う時	可能	可能
キャンセル時返送料	無料(査定額と違う時) 有料(査定額と同じ時)	有料(着払い)	有料(着払い)

私が一番推薦するのは「バイヤーズ」です。

なぜかと言えばひとことで「利用者に最も優しい」からです。

• 事前見積があり
• 買取価格保証があり
• 到着翌営業日に振り込み
• キャンセルでも返送無料

と3社のなかでも群を抜いたメリットがあります。

バイヤーズはよりユーザーのために、ユーザーに寄り添ったサービスができてますよね。宅配買取で楽ですし。

初心者の方はぜひ利用してみてください。

■バイヤーズ
⇒https://buymobile.geo-online.co.jp/

■ゲオ（GEO）の買い取り
⇒https://buymobile.geo-online.co.jp/

■ブックオフ
⇒https://www.bookoffonline.co.jp/files/selltop.html

以上スマホ端末を高く売る方法でした。