「LINEMOのSIMでポケットWi-Fiを使いたいけど、できる?」
「モバイルルーターやホームルーター代わりに使えるの?」
という方向けに、LINEMOとWi-Fi利用の関係を整理して解説します。
LINEMOには、ポケットWi-Fi専用プランや専用ルーター端末の販売はありません。ただし、LINEMOのSIMをスマホで使い、テザリングでパソコンやタブレットをWi-Fi接続することはできます。
また、SIMフリーのモバイルルーターにLINEMOのSIMを入れて使える場合もあります。
LINEMOはポケットWi-Fi専用ではありませんが、スマホのテザリングならWi-Fi代わりに使えます。
LINEMOにポケットWi-Fi専用プランはある?
LINEMOには、ポケットWi-Fi専用のプランや、モバイルルーターとセットで契約する専用サービスはありません。
LINEMOはスマホ向けのオンライン専用プランです。そのため、ポケットWi-Fiとして使いたい場合は、スマホのテザリングを使うか、SIMフリーのモバイルルーターにLINEMOのSIMを入れて使う形になります。
LINEMOをポケットWi-Fi代わりに使う方法

LINEMOをWi-Fi代わりに使う方法は主に3パターンあります。
| 方法 | 使いやすさ | 注意点 |
|---|---|---|
| スマホのテザリング | 一番簡単 | スマホのバッテリー消費が増える |
| SIMフリーモバイルルーターにLINEMO SIMを入れる | 使える場合あり | 公式サポート外・APN設定が必要な場合あり |
| ホームルーターにLINEMO SIMを入れる | 非推奨寄り | 動作保証が不明、据え置き用途には容量が少ない |
LINEMOの料金プランは、LINEMOベストプランが3GBまで990円、10GBまで2,090円、LINEMOベストプランVが30GBまで2,970円です。
つまり、ポケットWi-Fi用途で動画やPC作業をたくさん使うと、30GBでも足りない可能性があります。
スマホのテザリングで使う
最もシンプルな方法は、LINEMOのSIMを入れたスマホのテザリング機能を使うことです。
スマホをWi-Fiルーター代わりにして、パソコンやタブレットをWi-Fi接続できます。追加端末が不要で、すぐに使えるのが強みです。
ただし、スマホのバッテリー消費が大きくなります。長時間・大容量での利用には不向きです。
SIMフリーモバイルルーターで使う
SIMフリーのモバイルルーターにLINEMOのSIMを入れて使う方法です。スマホのバッテリーを消耗せず、複数台の機器を同時に接続できます。
ただし、対応バンドの確認、SIMロック解除、APN設定が必要になる場合があります。詳しくは後述します。
ホームルーター代わりに使う
据え置き型のホームルーターにLINEMOのSIMを入れて使う方法もありますが、基本的にはあまりおすすめしません。理由は後述します。
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LINEMOのSIMをモバイルルーターで使える?
LINEMOのSIMをSIMフリーのモバイルルーターに入れて使える場合はあります。
ただし、LINEMO公式の動作確認端末ページで確認できるのは、主にスマートフォンやタブレットです。モバイルルーターでの利用は、端末の対応バンド、SIMロック、APN設定によって結果が変わるため、自己責任になる可能性があります。
対応バンドを確認する
LINEMOが使えるモバイルルーターの条件はバンド(電波の周波数帯)がLINEMOに合っていること。
具体的にはBand 1、3、8に対応していることです。LINEMOはSoftbankと同じ回線を使っているため、ソフトバンク系のバンドに対応した端末が必要です。

(参考:LINEMO公式サイト)
バンドはデータの通り道と考えてください。使う人が多いと混雑して遅くなってしまうためキャリアごとにバンドをわけています。Band 1、3、8対応のモバイルルーターであれば使える可能性があります。
SIMロック解除済みか確認する
中古などで購入したモバイルルーターを使う場合は、SIMロック解除が必要です。SIMフリー版や解除済みのものはこの手続きが不要です。
LINEMOはSoftbankグループですが、Softbank製のルーターでもSIMロック解除が必須です。
「SIMフリーかどうか」を自分で確認するには、以下の手順を試してください。どれか1つでOKです。
1.購入時の表記をチェック
ルーターの箱や説明書に「SIMフリー」「Unlocked」と書いてあればキャリアロックなし。中古品なら販売ページ(Amazonやメルカリ)の記載を確認。
2.他社SIMでテスト
別キャリアのSIM(ドコモ、au等)を持っているなら挿してみて接続できるか試す。ルーターに他社SIMを挿入し、管理画面(例:192.168.1.1)で「接続中」になるか確認。繋がればSIMフリー、繋がらないならキャリアロックの可能性。
3.IMEI番号で確認
本体裏や設定画面でIMEI番号(15桁)を見つけて、ソフトバンクの「SIMロック解除確認ページ」に番号を入力。「ロックなし」と表示されるならSIMフリーです。
APN設定が必要な場合がある
SIMフリー端末やSIMロック解除済み端末でLINEMOを使う場合、APN設定が必要になることがあります。APN設定は通信を行うための接続設定で、ルーターによっては自動で設定されないことが多いです。
LINEMOのAPN設定値は以下です。
| プロファイル名 | LINEMO |
| APN | plus.acs.jp |
| ユーザー名 | lm ※小文字のエルエム |
| パスワード | lm ※小文字のエルエム |
公式サポート外になる可能性がある
モバイルルーターでのLINEMO利用は、設定ミスが9割のトラブル原因です。つながらない場合はまずAPN設定を再確認してください。
ただし、LINEMO公式はモバイルルーターでの利用を動作保証していないため、トラブル時のサポートを受けられない場合があります。あくまで自己責任での利用になる点は理解しておきましょう。
LINEMOをモバイルルーターで動作させる手順


上記はソフトバンク系の大容量データSIM「603HW」で、某フリマで1,000円でした。この状態からLINEMOを動作させる手順を解説します。
- SIMロック解除手続きする(SIMロックされている場合)
- 管理画面でAPN設定&LTE通信確認
SIMロック解除手続き
My Softbankにログインします。
4つのメニューの「スマートフォン/携帯電話」を選択。

ログインします。アカウントが無い方は無料で作成してください。

「SIMロック解除」を選択。

本人確認が終わっていれば以下の画面になりますので「手続きする」を選択。

SIMロック解除の画面になるので、IMEI(製造番号)を入力して「次へ」。

IMEI(製造番号)はルータートップ画面の[設定]⇒[端末情報]で見れます。
もしくは下記のように裏蓋と電池パックを取れば確認できます。

SIMロック解除申請を承認されるとSIMロックの「解除コード」が届きます。

ルーターの裏蓋、電池パックを外してLINEMO SIMを入れます。

スロットのサイズは「micro sim」です。LINEMOがnano simの場合はサイズが合わないため、SIMアダプターが必要です。
LINEMO SIMをセットし電源を入れ、取得したSIMロック解除コードを入れOKを押します。

管理画面でAPN設定&LTE通信確認
SIMロック解除しても自動で通信してくれません。ルーターにLINEMOのAPN設定をする必要があります。
パソコンかスマホからルーターに接続します。Wi-Fi電波を検出し603HWa・・というデバイスを選びます。

接続パスワードは本体裏のWPA KEYです。

接続したらURLに「192.168.128.1」と入力しアクセスすると管理画面が出てきます。

[設定]を押しパスワードに「admin」を入力しOK。

設定画面⇒[モバイルネットワーク設定]⇒[プロファイル設定]⇒[新規プロファイル]を選びます。

LINEMOのAPN設定をします。

設定内容は以下になります。承認は自動でOK。
| プロファイル名 | LINEMO |
| APN | plus.acs.jp |
| ユーザー名 | lm ※小文字のエルエム |
| パスワード | lm ※小文字のエルエム |
設定が反映されLINEMO LTE通信(4G)が始まりました。

ルーターを見ると運営会社のSoftbank表示でした。

603HWにセットしたLINEMOの速度を5回測定した結果がこちらです。

| 測定回数 | ダウンロード | アップロード |
| 1回目 | 18.8Mbps | 20.8Mbps |
| 2回目 | 27.1Mbps | 18.9Mbps |
| 3回目 | 23.0Mbps | 21.4Mbps |
| 4回目 | 28.0Mbps | 16.5Mbps |
| 5回目 | 28.4Mbps | 11.5Mbps |
| 平均値 | 25.1Mbps | 17.8Mbps |
LINEMOはソフトバンク回線をそのまま使えるため、速度は十分実用的です。
おすすめのSIMフリーモバイルルーター
新品ならSIMフリーモバイルルーター
予算5,000円以上なら新品のSIMフリーモバイルルーターがおすすめです。Band1、3、8の対応率が高く、設定失敗を回避しやすいです。
※紹介する機種は全てSIMフリーで、ソフトバンク回線に適合しているものです。
- 富士ソフト +F FS040W
- NEC Aterm MR05LN
- HUAWEI Mobile WiFi 3
| 項目 | 富士ソフト +F FS040W | NEC Aterm MR05LN | HUAWEI Mobile WiFi 3 |
|---|---|---|---|
| SIMフリー | 〇(Band 1, 3, 8対応) | 〇(Band 1, 3, 8, n77対応) | 〇(Band 1, 3, 8対応) |
| 通信速度 | 最大300Mbps(実測50-70Mbps) | 最大867Mbps(実測100Mbps超可) | 最大150Mbps(実測40-60Mbps) |
| 5G対応 | × | 〇 | × |
| バッテリー | 3,060mAh(約20時間) | 2,500mAh(約14時間) | 3,000mAh(約12時間) |
| 接続台数 | 最大15台 | 最大10台(デュアルSIM可) | 最大16台 |
| 価格 | 約13,000円 | 約20,000円(中古で変動) | 約8,000円 |
| 特長 | 長時間バッテリー、USB-C充電 | 5G対応、デュアルSIM、タッチパネル | 低価格、コンパクト |
| コスパ評価 | ★★★★☆(実用性高い) | ★★★☆☆(高性能だが高価) | ★★★★★(安さ抜群) |
| おすすめ度 | ★★★★★(バランス型) | ★★★★☆(プレミアム志向) | ★★★★☆(エントリー向け) |
| 詳細 | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る |
中古ならSoftbankかY!mobileルーター
予算5,000円以下なら中古ルーターをどうぞ。中心価格帯は1,000円〜2,500円くらいです。
最初から重要バンドBand1、3、8に対応しているSoftbankかY!mobile製がおすすめです。中古で購入する場合はSIMロック解除が必要になります。
- Pocket WiFi 603HW
- Pocket WiFi 601ZT
- Pocket WiFi 801HW
| 機種 | 速度 | バッテリー | 接続台数 | 中古価格 |
|---|---|---|---|---|
| Pocket WiFi 603HW | 612Mbps | 8.5時間 | 14台 | 2,000-4,000円 |
| Y!mobile 502HW | 187.5Mbps | 10時間 | 10台 | 2,500-4,000円 |
| SoftBank 303ZT | 165Mbps | 9時間 | 14台 | 1,800-3,000円 |
中古のルーターは「ヤフオク」「メルカリ」「ラクマ」などでも購入できます。
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LINEMOをホームルーター代わりに使うのはおすすめ?
LINEMOをホームルーター代わりに使うのは、基本的にはあまりおすすめしません。
理由は、LINEMOのデータ容量が最大30GBまでだからです。自宅のWi-Fi代わりに使うと、動画視聴、ゲーム、パソコンのアップデート、家族利用などでデータ容量をすぐ使い切る可能性があります。
自宅のメイン回線として使うなら、光回線・ホームルーター・データ無制限系のモバイルWi-Fiも比較した方が安心です。
LINEMOはスマホのテザリング用としては便利ですが、自宅のWi-Fi代わりや毎月30GB以上使う用途には向きません。動画視聴やパソコン作業が多い人は、データ容量を気にしにくいWiMAX系サービスも比較しておきましょう。
LINEMOでポケットWi-Fi代わりに使うメリット
LINEMOをポケットWi-Fi代わりに使うメリットは、月額料金が安く、スマホのテザリングなら追加端末なしで使えることです。
特に、外出先でたまにパソコンやタブレットをつなぐ程度なら、スマホのテザリングで十分な場合があります。
- 月990円〜使える:3GBなら月990円と格安
- スマホのテザリングならルーター不要:追加端末なしですぐ使える
- LINEギガフリー:LINEのトーク・通話はデータ消費なし
- ソフトバンク回線:高品質な回線をそのまま利用できる
外出先でたまにパソコンやタブレットをつなぐ程度なら、LINEMOのテザリングでも十分使えます。スマホ回線とテザリングをまとめたい人は、LINEMOの料金プランを確認してみましょう。
LINEMOでポケットWi-Fi代わりに使うデメリット
| デメリット | 内容 |
|---|---|
| 大容量利用には向かない | 最大30GBなので自宅回線代わりには少なめ |
| ルーター利用は自己責任になりやすい | 動作確認対象外の可能性 |
| スマホテザリングは電池を消耗する | 長時間利用には不向き |
| 端末セットがない | モバイルルーターは自分で用意 |
| APN設定が必要な場合がある | ルーター側で手動設定が必要なことも |
LINEMOよりポケットWi-Fi専用サービスが向いている人
毎月30GB以上使う人、自宅のWi-Fi代わりに使いたい人、家族で複数台接続したい人は、LINEMOよりポケットWi-Fi専用サービスやホームルーターの方が向いています。
一方で、外出先でたまにノートパソコンやタブレットをつなぐ程度なら、LINEMOのテザリングでも十分使いやすいです。
数日〜数週間だけWi-Fiを使いたい場合は、LINEMOを新しく契約するよりレンタルWi-Fiの方が向いていることがあります。入院・旅行・出張・引っ越し直後などの短期利用なら、レンタルWi-Fiも比較してみましょう。
どれを選ぶ?
- 外出先でたまに使う:LINEMOのテザリング
- 毎月30GB以上使う:WiMAX・ポケットWi-Fi
- 短期間だけ使う:レンタルWi-Fi
LINEMOはキャンペーンページからの申し込みがお得です(終了してたらすみません!)。
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LINEMOと他社格安SIMの比較
| 項目 | LINEMO | 楽天モバイル | ahamo |
|---|---|---|---|
| 料金 | ~3GB:990円 ~10GB:2090円 ~30GB:2,970円 | ~3GB 無制限 3,278円 ※契約とセットで端末1円 | 30GB 2,970円 |
| 速度の目安 | 30-70Mbps | 20-50Mbps | 50-100Mbps |
| エリア | ソフトバンク | 楽天+au+プラチナバンド | ドコモ |
- LINEMO:3GBが安く、ソフトバンク回線で安定。テザリング用途に向く
- 楽天モバイル:無制限が良ければ楽天モバイル(エリアの確認推奨)
- ahamo:ドコモ回線で速度速い
よくある質問
以上、LINEMOをポケットWi-Fi・モバイルルーターで使う方法の紹介でした。
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