近年、スマートフォンや携帯電話の料金プランは多様化し、特に「格安SIM」という選択肢が注目を集めています。
高齢者、シニアの方の中には
「スマホは難しそう」
「通話だけでいいのに高い料金は払いたくない」
と感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな方に向けて、今回は通話メインで利用でき、かつ安価な格安SIMをわかりやすくご紹介します。

なぜ高齢者に格安SIMがおすすめなの?
格安SIMは、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)から回線を借りて提供される、低コストの通信サービスです。
大手キャリアに比べて月額料金が安く、プランも柔軟に選べるのが特徴です。
高齢者の方にとってのメリットは以下の2つです。
- 料金が安い(1,000円前後から利用可能)
- データ通信を抑えたプランや通話オプションが充実したプランがある
大手キャリアのプランでは、データ通信やオプションがセットになって月額5,000円以上になることも珍しくありませんが、格安SIMなら通話中心のプランで1,000円前後から利用可能です。
また、通話だけ使いたい場合、データ通信を最小限に抑えたプランや、通話オプションが充実したサービスを選べます。複雑な設定なども不要です。
高齢者向け「通話メイン利用」で安い格安SIM5選
ここでは、高齢者にとって使いやすく、かつ通話に特化した格安SIMを5つ厳選して紹介します。それぞれの特徴や料金、メリットをわかりやすくまとめました。
1.ワイモバイル
ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルは、ガラケーやスマホの両方で使えるプランが魅力。
「シンプル2 S」(4GB)は月額2,365円(税込)からで、家族割やおうち割を適用すれば1,078円。
また、「60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン」で、通話かけ放題が880円になります。
■ワイモバイルの通話料金
- 通常通話:30秒22円
- 通話オプション:月額880円でかけ放題(60歳以上対象)
高齢者向けポイント
- ガラケー対応:通話専用のガラケーを扱っている
- 店舗豊富:全国のワイモバイルショップでサポートが受けられる
- シニア割引:60歳以上なら通話オプションが安価に
ガラケーを愛用する高齢者に特におすすめ。スマホへの移行もスムーズです。
■Y!mobile(ワイモバイル)
⇒https://www.ymobile.jp/store/
2.LINEMO(LINEMO)
LINEMOはソフトバンクの高品質な回線を「そのまま」使える格安プラン(3GBまで:990円)です。
通常の格安SIMのように昼や夕方など混み合う時間に混み合う時間に遅くなることもありません。
また、LINEのトークやビデオ通話でデータ消費をしない「LINEギガフリー」があるのでLINE使い放題です。

LINEもデータ通信(インターネット回線)を利用するため、電波状況が悪い場所では通話品質が低下したり、通話が途切れたりすることがありますが、ギガフリーがあるので無料でかけ放題となります。
■LINEMOの通話料金
- 通常通話:30秒22円
- LINEのトークやビデオ通話:無料(かけ放題)
- 通話オプション(5分以内無料):550円
- 通話オプション(無制限):1,650円
高齢者向けポイント
- コスパの良い料金プラン
- LINEのトークやビデオ通話が使い放題

■LINEMO(ラインモ) ※最大14,000ポイント特典あり
⇒https://www.linemo.jp/
3.楽天モバイル
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、データ使用量に応じた従量制で、3GBまでなら月額1,078円(税込)。
さらに専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話が無料でかけ放題になります。
Rakuten LINKアプリ経由での通話は通常の電話回線ではなく、データ通信を利用することで、通話料を無料にしています。
「LINE」や「Skype」などと同じような仕組みですね。
前述したようにRakuten Linkはデータ通信(インターネット回線)を利用するため、電波状況が悪い場所では通話品質が低下したり、通話が途切れたりすることがありますが、国内通話が無料でかけ放題となります。
■楽天モバイルの通話料金
- 通常通話:30秒22円
- Rakuten Link使用時:無料(かけ放題)
- 通話オプション(15分以内無料):1,100円
高齢者向けポイント
- 実店舗あり:全国に楽天モバイルショップがあり、対面でサポートを受けられる
- シンプルなプラン:1プランしかないので迷わず選べる
- Rakuten Linkでかけ放題が無料:長電話が好きな方に最適
- 割引のある端末セットもある

■楽天モバイル ※最大14,000ポイント特典
⇒通常よりも断然お得な三木谷社長キャンペーンはこちら
通話のみで使うならガラケー、スマホどっちがいい?
「通話だけならガラケーでいいのでは?」と思う方もいるでしょう。
確かにガラケーは操作がシンプルでバッテリー持ちも良いですが、実は格安SIMと組み合わせる場合、スマホの方がお得になるケースが多いです。
■ガラケーの場合
・操作が簡単、端末が安い(中古なら数千円)。
・対応する格安SIMが限られる、大手キャリアのプランだと割高。
■スマホの場合
・格安SIMの選択肢が豊富、安い端末(1万円前後)もある。
・初期設定や操作に慣れが必要。
おすすめは、ワイモバイルのようにガラケーと格安SIMをセットで提供しているサービスを選ぶか、簡単操作のスマホ(例:らくらくスマートフォン)を検討することです。
最近は「かんたんモード」というシンプルなホーム画面が選べるスマホ機種もあります(AQUOSやarrowsなど)。
↓かんたんモードでのホーム画面はこんな感じ。
格安SIMを選ぶ際のポイント
格安SIMはたくさんありますが、高齢者が通話のみで使う場合に注目すべきポイントをまとめました。
1. 通話料金とオプションの安さ
通話メインなら、通常の通話料金(30秒ごとの単価)やかけ放題オプションの価格をチェック。
通常20~22円/30秒が相場ですが、格安SIMでは11円/30秒や無料のサービスもあります。
2. サポート体制の充実度
スマホやガラケーに慣れていない場合、困ったときに相談できる窓口があると安心。
店舗があるサービス(楽天モバイル、ワイモバイルなど)がおすすめです。
3.シニア向け割引の有無
60歳以上向けに通話オプションが割引になるサービス(ワイモバイルなど)は、長く使うほどお得になります。
4.端末の選択肢
スマホでもガラケーでも使える格安SIMを選ぶと便利。ワイモバイルのようにガラケーも販売している会社もあります。
以上高齢者におすすめの通話のみで安い格安SIMでした。
■Y!mobile(ワイモバイル)
⇒https://www.ymobile.jp/store/
■楽天モバイル ※最大14,000ポイント特典
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■LINEMO(ラインモ) ※最大14,000ポイント特典あり
⇒https://www.linemo.jp/
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