「LINEMO(ラインモ)とイオンモバイルどっちが良い?」
「どの格安SIMを選べば良いの?」
こんな疑問やお悩みはありませんか?
実は同じように見える格安SIMでも、性能や手数料、サービスの充実度やキャンペーンなど各社ごとに全く違う特徴をもっています。
なぜなら質の悪さを価格の安さでカバーしたり、逆に全ての性能を総合的に上げたり、各社ごとに回線品質への取り組み姿勢が全く違うからです。
この記事では「LINEMOとイオンモバイルの違い」について丁寧に解説します。
通信速度はどっちが早い(通信回線)
まずは一番大事なのが通信品質です。
格安SIMは「回線品質」で決めると言っても過言ではありません。
例えば
- コンビニやお店での電子決済
- 昼休みや夕方帰宅時のネット閲覧
- 空き時間のオンラインゲーム
- 就寝前のyoutubeや動画鑑賞
が電波や回線品質が悪くていきなり使用不可になったらどうでしょう?
参考:マイナビニュース 利用している格安SIM、満足? 不満?
回線品質の良い格安SIMを選ぶなら「MNO回線」を選ぶことです。
普通の格安SIM会社は、ドコモやソフトバンクから回線を借りて運営している会社です。通称MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれます。
通常のMVNOは回線が細いので利用者が増えるとすぐに混雑し、回線速度が落ちてつながらなくなります。
一方、「LINEMO」はソフトバンク(MNO)の回線をそのまま利用しているため通信品質もよく、カバーエリアもソフトバンクと同じです。
LINEMOの通信速度結果は以下です。
↑格安SIM全体の平均値を大きく上回っています。
前述したようにソフトバンクの高品質な回線を「そのまま」利用できるため、混み合う時間帯でも通信速度が落ちることはありません。
次に「イオンモバイル」の速度測定結果です。
↓イオンモバイルの速度計測結果
残念ながらイオンモバイルは昼時や夕方の混み合う時間帯に遅くなってしまっています。
非常に回線品質が悪く、電子決済、ネット、動画全てが極度に遅くなります。
■LINEMO 回線:MNO(ソフトバンク回線)
LINEMOは大手キャリであるソフトバンクの回線をそのまま利用しているので通信速度は高速で安定している。
■イオンモバイル 回線:MVNO(ドコモ回線/au回線)
イオンモバイルは大手2キャリアの一部の回線を利用しているMVNOなので、よく使われる時間帯(昼間・夜)は通信速度が遅くなりがち。
結論として通信速度で選ぶなら「LINEMO(ラインモ)」一択です。
※速度データは場所や時間帯で変わるので絶対的なデータではないのであくまで参考です。
月額料金と通話料金の比較
月額料金、音声通話料金の比較をしてみます。
イオンモバイルはプランが多すぎるので主要なデータ量の抜粋版です。
項目 | LINEMO | イオンモバイル(抜粋版) |
---|---|---|
音声SIM料金 | ~3GB:990円 ~10GB:2090円 ~30GB:2,970円 | 1GB :858円 3GB :1,078円 5GB :1,298円 10GB:1,680円 20GB:1,958円 50GB:5,258円 |
やさしいプラン (60歳以上の方) | <音声> 3GB :858円 8GB :1,408円 <データ> 3GB :638円 8GB :1,188円 |
|
国内通話料金 | 22円/30秒 | 11円/30秒 |
データ繰り越し | なし (毎月1日リセット) | あり (翌月末まで) |
重要な基準は「データ3GB以下の料金の安さ」です。
なぜなら以下の統計データでもわかるように、全ユーザーの6割がデータ利用料が3GB以下だからです。
参考:impress 約6割のスマホユーザーが3GB以下の通信量で生活
- LINEMOベストプラン(~3GB):990円
- イオンモバイル(3GB):1,078円
毎月の利用が3GBで収まる方は迷うことなくLINEMOの「ベストプラン(3GB)」でOKです。
LINEMOのベストプランは3GBまでなら990円で抑えることができます。
3GB以上に上がらないように設定する方法もあるので、料金安くしたい方は活用してみてください。
初期費用や各種手数料
契約に関わる諸費用を比較します。
実は結構差があって、LINEMOは全て無料ですがイオンモバイルは初期費用(3,300円)かかります。
項目 | LINEMO | イオンモバイル |
---|---|---|
初期費用 | 0円 | 3,300円 |
SIMカード手配用 | 0円 | 0円 |
SIMサイズ変更 再発行手数料 | 0円 | 1枚毎に3,300円 |
最低利用期間 | なし | なし |
解約違約金 | 0円 | 0円 |
MNP転出料金 | 0円 | 0円 |
オプションの比較
次にオプションと割引関連を比較してみます。
イオンモバイルの容量シェアはプランが多いので抜粋版です。
項目 | LINEMO | イオンモバイル |
---|---|---|
かけ放題サービス | 通話準定額(5分):550円 通話定額(無制限):1,650円 ※7ヶ月目まで無料 | 5分かけ放題:550円 10分かけ放題:935円 フルかけ放題:1,650円 |
容量追加オプション | 1GB:550円 | 1GB:528円 |
容量シェア | <さいてきプラン> 10GB:2,178円 20GB:2,288円 50GB:3,938円 ※SIM1枚追加:3,300円 ※SIM利用料220円(2,3人目) ※SIM利用料440円(4,5人目) |
LINEMOの料金プランの特徴
ラインモは3~10GBの「ベストプラン(990円~)」と20~30GBの「ベストプラン(2,970円~)」の2種類のプランがあります。
LINEアプリのトークはもちろん、音声通話・ビデオ電話のデータ消費もゼロ(ギガフリー)。
データ容量を使い切っても(通信速度制限がかかっても)LINEアプリの通信速度は落ちないため、子供用のSIMとしてもおすすめです。
■LINEMO(ラインモ) ※6ヶ月間実質無料特典あり
⇒https://www.linemo.jp/
イオンモバイルの料金プランの特徴
イオンモバイルは細かく分かれたプランから選択することができます。
データ容量も10GBまでは1GB毎に選択することができますし、通話料に関してはイオンモバイルの方が安いです。
また、最大8人までデータ容量をシェアできる「さいてきシェアプラン」はデータ容量を複数と分け合うことができて、2人目以降は1人あたり220円で追加することができます。
ただし、イオンモバイルでは1枚SIM追加で手数料3,300円とSIM利用料がかかります。
※SIM1枚追加:3,300円
※SIM利用料220円(2,3人目)
※SIM利用料440円(4,5人目)
例えば20GB契約して、家族4人でシェアするケースだと以下のように16,358円最初にかかってきますのでかなり割高。
基本料金:2,278円
初期費用:3,300円×4=13,200円
SIM利用料:220×2+440円=880円
合計:16,358円
端末セットや端末購入できるかどうか
LINEMOには端末セットや端末の販売はありません。
自分で対応端末を選んで購入する必要がありますので、対応している端末を選ぶ必要があります。
一方イオンモバイルは端末セットがあり、SIMの契約とスマホ端末をセットで申し込みすることができます。
■イオンモバイル
⇒https://aeonmobile.jp/
独自サービスを比較
それぞれの独自サービスを比較してみます。
項目 | LINEMO | イオンモバイル |
---|---|---|
故障時の端末保証 | ・持ち込み端末保証 ・with AppleCare Service(950円~) | ■持ち込み保証 Android・Windows端末:605円 iOS端末:715円 ■イオンスマホ安心保証 385円または495円 ※端末によって異なる |
カウントフリー | ・LINEギガフリー ・Perplexity Pro(1年無料) | |
子供用安心フィルター | ・安心フィルター(ios) ・ファミリーリンク(Android) 共に無料 | ・イオンモバイル セキュリティーPLUS:220円 ・Filii:400円 |
独自サービスの展開ではLINEMO の圧勝です。
カウントフリーはイオンモバイルにはありません。
子供用の安心フィルターは両社とも対応ですが、LINEMOが無料に対し、イオンモバイルは有料です。
うちは子供が2人なので800円。もし4人なら1,600円ですね。
申し込み方法&サポート体制を比較
では最後に申し込み方法とサポート体制の比較をしてみましょう。
項目 | LINEMO | イオンモバイル |
---|---|---|
申し込み方法 | WEBサイトのみ | ・WEBサイト ・イオンモバイル店舗 |
サポート窓口 | ・チャット ・Q&A | ・電話 ・店舗 ・問い合わせフォーム |
決済方法 | ・クレジットカード (デビッドカード可) ・口座振替 ・ソフトバンク払い | クレジットカードのみ (デビッドカードは不可) |
支払い名義 | ご本人名義のみ | 契約者名義以外もOK (その方の本人確認必須) |
回線名義変更 | ・譲渡名義変更不可 ・改姓/改名/承継は受付 | 店舗で変更可(3,300円) 現在の回線名義者、変更後の回線名義者両方の来店が必要 |
大きな違いは2点あり、まず申し込み方法です。
LINEMOではネット手続きなのに対し、イオンモバイルは店頭申し込みができます。
更に契約後も店頭でサポートが受けられ、これが支持されている点です。
もう一つの大きな違いは支払い方法です。
LINEMOでは3つの支払い方法に幅広く対応しています(デビットカード使える格安SIM会社ってほとんどないです)。
店頭で契約し、サポートも店頭が良い、と言う方はイオンモバイルですね。
一方、支払い方法を自分で選びたいならLINEMOですね。
「LINEMOとイオンモバイルを徹底比較」のまとめ
今回はLINEMOとイオンモバイルを比較しました。
様々な比較をした結果、総合的には「LINEMO(ラインモ)」が圧勝です。
- ソフトバンクの高品質な通信回線をそのまま利用できる
- シンプルでコスパの良い料金プラン
- LINEのトークも通話もデータ通信量を消費しない
- 契約料0円、解約料0円、2年縛りなしでいつでも解約OK
- 子供用のフィルタリングオプションが無料
J.D.パワー2023年携帯電話サービス顧客満足度調査でも「3年連続」でNO.1を獲得してます(オンライン専用ブランド/プラン部門)。
残念ながらイオンモバイルは昼時に遅くて使えないかもしれません。
あと容量シェアもあまりに割高でオススメできません。
以上LINEMOとイオンモバイルの比較でした。
■LINEMO(ラインモ) ※最大12,540円お得
⇒https://www.linemo.jp/
LINEMOは6ヶ月間実質無料の特典がお得です。(終了してたらすみません!)
最大6ヶ月分の基本料金の「全額」がpaypayポイントでもらえます。
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