今回は大人気の格安SIMの「mineo」と「LINEMO」どっちが良い?ということで比較をしていきます。
実は同じように見える格安SIMでも、性能や手数料、サービスの充実度やキャンペーンなど各社ごとに全く違う特徴をもっています。
なぜなら質の悪さを価格の安さでカバーしたり、逆に全ての性能を総合的に上げたり、各社ごとに回線品質への取り組み姿勢が全く違うからです。
結論を先に書いておくと「総合力でLINEMOがおすすめ」です。
■mineo(マイネオ)
⇒https://mineo.jp/
■LINEMO ※最大15,000ポイント特典あり
⇒https://www.linemo.jp/
通信回線の品質や速度
まずは一番大事な通信回線の品質や速度について。
一般的に格安SIM会社は、ドコモやソフトバンクから回線を借りて運営している会社です。通称MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれます。
通常のMVNOは回線が細いので利用者が増えるとすぐに混雑し、回線速度が落ちてつながらなくなります。
ただし、「LINEMO」はソフトバンク(MNO)の回線をそのまま利用しているため通信品質もよく、カバーエリアもソフトバンクと同じです。
2024年8月時点の通信速度を比較してみましょう。
mineoの通信速度
まずは2024年8月現在のmineo(ドコモ回線)の通信速度です。
上記のようにmineoは昼間や夕方など混み合う時間帯で通信速度が遅くなっています。
■mineo(マイネオ)
⇒https://mineo.jp/
LINEMOの通信速度
LINEMOの通信速度結果は以下です。
↑格安SIM全体の平均値を大きく上回っています。
前述したようにソフトバンクの高品質な回線を「そのまま」利用できるため、混み合う時間帯でも通信速度が落ちることはありません。
ということで、通信速度を重視するのであればLINEMOがおすすめです。
特に子供に携帯電話を持たせる場合は緊急用になるものですから、肝心な時にしっかり繋がるSIMを選ぶことをおすすめします。
■LINEMO ※最大15,000ポイント特典あり
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料金の比較
次にLINEMOとmineoの料金を比較していきます。
料金はどちらも安く設定されていますが、mineoは初期費用がかかります。
項目 | LINEMO | mineo |
---|---|---|
初期費用 | 0円 | 3,300円 |
音声SIM | ■ベストプラン ~3GB:990円 ~10GB:2,090円 ■ベストプランV ~20GB:2,970円 ~30GB:3,960円 (5分通話無料込み) | 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
データSIM | なし | 1GB:880円 5GB:1,265円 10GB:1,705円 20GB:1,925円 |
SIMカード手配料 | 0円 | 330円 |
SIMサイズ変更手数料 再発行手数料 | 0円 | ■サイズ変更 事務手数料:3,300円 SIMカード発行料:440円 ■再発行 事務手数料:2,200円 SIMカード発行料:440円 |
解約違約金 | 0円 | 0円 |
データ繰り越し | なし(毎月1日にリセット) | あり(翌々月まで) |
mineoは初期費用が3,740円かかります。
mineoは大容量の20GBでLINEMOより安くてお得ですが、前述したように回線スピードが混雑時に遅いデメリットがあります。
毎月3GB以内でOKという方は迷わず料金の安いLINEMOのベストプランでOKです。
↓LINEMOの料金プランは2つです。
参考:LINEMO料金プラン
また、LINEMOではLINEのトークも通話もデータ通信量を消費しない「ギガフリー」もあるのでお得です。
LINEMOは初期費用も解約金も0円、いつでも契約出来ていつでも乗り換えできる、ユーザーの使い勝手を最優先に考えた素晴らしい対応です。
■LINEMO ※最大15,000ポイント特典あり
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通話料と通話オプションの比較
国内通話料の比較をしてみるとminoeの方が安いです。
LINEMO | mineo | |
---|---|---|
国内通話料金 | LINEMO:22円/30秒 | mineo:11円/30秒 |
かけ放題サービス | 5分以内かけ放題:550円 ※7ヶ月目まで無料 無制限かけ放題:1,650円 | 10分かけ放題:550円 無制限かけ放題:1,100円 |
どちらも定額の国内通話オプションが用意されていますが、通話オプションもminoeの方が安いです。
ただ、LINEMOにはLINEのトークも通話もデータ通信量を消費しない(ギガフリー)があるので、LINE通話メインという方はLINEMOがおすすめです。
オプションと割引の比較
項目 | LINEMO | mineo |
---|---|---|
固定回線割引 | なし | eo光とのセットで300円引 |
家族割 | なし | 家族割-55円 |
容量追加オプション | 1GB:550円 | 100MB(0.1GB):55円 |
容量シェア | なし | 最大10回線までシェアすることが可能 ※リーダー回線も含む |
mineoは固定回線割引、家族割引があります。
あとmineoの強みと言えば容量シェアの自由度です。
これはmineoの圧勝ですね。
現役世代ではmineoは昼遅くて使いづらい気がします。
独自サービスを比較
項目 | LINEMO | mineo |
---|---|---|
端末保証 | 持込端末保証 with AppleCare Services 950円~ | mineo端末安心保証 605円/月 |
カウントフリー | LINEギガフリー | |
子供用安心フィルター | ・あんしんフィルター(ios) ・ファミリーリンク どちらも無料 | 安心フィルタリング 385円/1台 |
端末セット販売 | なし | あり |
故障時の端末補償は両社ともに対応していますね。
大きな違いは2点です。
まずはLINEMOにはLINEギガフリーがあること。
LINEMOではLINEの通信消費量が常に0なので、月のデータ量を3GBに抑えるのはmineoより簡単です。
あと子供用の安心フィルターは両社とも対応なのは良いですね。
でもLINEMOが無料に対し、mineoは有料です。
うちは子供が2人なので770円。もし4人なら1,540円ですね。
mineoは端末補償にも対応している点は好感が持てましたが、お子様向けの安全サービスでお金がかかるという点で残念です。
あとLINEMOでは端末セット販売がありませんので、自分で対応端末を用意する必要があります。
申し込み方法&サポート体制を比較
項目 | LINEMO | mineo |
---|---|---|
申し込み方法 | WEBサイトのみ | ・WEBサイト ・店舗 (ZOA・PC PEPOT・ヨドバシカメラ) |
サポート体制 | ・チャット ・Q&A | ・メールフォーム ・電話サポート ・マイネ王 |
決済方法 | ・クレジットカード(デビッド可) ・口座振替 ・ソフトバンク払い | ・クレジットカード(デビッド可) ・口座振替(eoユーザー限定) |
支払名義 | 本人名義のみ | 契約者本人名義以外OK (その方の本人確認が必要) |
回線名義変更 | 譲渡・名義変更不可 改姓/改名/承継は受付 | 家族間譲渡0円 第3者譲渡:3,300円 |
大きな違いは2点で、まず申し込み方法です。
LINEMOではネット手続きなのに対し、mineoは店頭申し込みができます。
ネット契約に不慣れな方は店舗契約が安心するかもしれませんね。
もう一つの違いは、名義変更に関する対応の違いです。
LINEMOでは名義変更に関して無料ですが、mineoでは第三者への譲渡も可能ですが3,300円かかるります。
とは言え、名義変更を頻繁に行うケースもあまりないので、mineoにとってそれほど大きなデメリットにはならないでしょう。
LINEMOとmineoを徹底比較のまとめ
LIMEMOとmineoの比較をしてきました。
様々な比較をした結果、総合的にはLINEMOがおすすめです。
- ソフトバンクの高品質な通信回線をそのまま利用できる
- シンプルでコスパの良い料金プラン
- LINEのトークも通話もデータ通信量を消費しない
- 契約料0円、解約料0円、2年縛りなしでいつでも解約OK
- 子供用のフィルタリングオプションが無料
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残念ながらmineoは昼夕の速度が遅く回線品質に不安が大きいです。
速度は気にせず容量シェアを目的に使うなら選んでも良いかもしれませんが、メインで使うのであればLINEMO(ラインモ)がおすすめです。
以上mineoとLINEMOの比較でした。
■mineo(マイネオ)
⇒https://mineo.jp/
■LINEMO ※実質半年間無料特典あり
⇒https://www.linemo.jp/
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