今回はLINEMOとpovoの比較検証していきます。
どちらも格安で人気のSIMですが、それぞれメリット・デメリットがあるので1つ1つ紹介します。
■povo2.0
⇒https://povo.jp/
■LINEMO(ラインモ) ※6ヶ月間実質無料特典あり
⇒https://www.linemo.jp/
通信回線の品質や速度に違いがある?
まずは一番大事な通信回線の品質や速度です。
通信品質が悪いと、肝心な時に電波が悪いとか、電子決済が利用できないということもあります。
一般的に格安SIM会社は、ドコモやソフトバンクから回線を借りて運営している会社です。通称MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれます。
通常のMVNOは回線が細いので利用者が増えるとすぐに混雑し、回線速度が落ちてつながらなくなります。
ただし、「LINEMO」と「povo」はキャリアの回線(MNO回線)をそのまま利用できる恵まれたプランのため通信品質もよく、カバーエリアもキャリアと同じです。
具体的にはLINEMOはソフトバンクの高品質な回線をほぼそのまま利用できますし、povoはauの回線をほぼそのまま利用できます。
LINEMOの通信速度
2024年8月現在のLINEMOの通信速度結果は以下です。
↑格安SIM全体の平均値を大きく上回っています。
前述したようにソフトバンクの高品質な回線を「そのまま」利用できるため、混み合う時間帯でも通信速度が落ちることはありません。
povoの通信速度
povoの通信速度も1日通して早いです。
ということでどちらも回線の品質は良好なのでどちらを選んでも問題はありません。
料金の比較
LINEMOとpovoの料金を比較していきます。
項目 | LINEMO | povo2.0 |
---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 ※累計6回線目以降、3,850円/回線の契約事務手数料 |
音声SIM | ■ベストプラン ~3GB:990円 ~10GB:2,090円 ■ベストプランV ~20GB:2,970円 ~30GB:3,960円 (5分通話無料込み) | 基本料金0円 ■トッピング ・使い放題(24時間):330円 ・1GB(7日間):330円 ・3GB(30日間):990円 ・20GB(30日間):2,700円 など |
SIMカード手配料 | 0円 | 0円 |
SIMサイズ変更手数料 再発行手数料 | 0円 | 3,850円 |
解約違約金 | 0円 | 0円 |
データ繰り越し | なし(毎月1日にリセット) | 不可 |
povo2.0の料金と特徴
povo2.0の最大の魅力は基本料金が0円という点です。
必要なデータ通信量やオプションを都度課金していくスタイルです(トッピング)。
トッピングには使用期限があり、組み合わせを自分で考える必要があるので初心者向きというよりは慣れている方向きですね。
↓トッピングには24時間、30日など使用期限がある
povo2.0はサブ回線としての利用もおすすめです。
※180日の間有料トッピングの購入がない場合は利用停止になる可能性があるので注意。
LINEMOの料金と特徴
LINEMOの料金プランは「ベストプラン」と「ベストプランV」の2つです。
また、LINEMOではLINEのトークも通話もデータ通信量を消費しない「ギガフリー」もあるのでお得です。
毎月3GB以内で収まる方、連絡手段はLINEがメインという方はLINEMOがおすすめです。
LINEMOは初期費用も解約金も0円、いつでも契約出来ていつでも乗り換えできます。
毎月利用するデータ通信量が合うのであればLINEMOはメイン回線としておすすめです。
通話料と通話オプションの比較
LINEMOとpovo2.0の通話料金、通話オプションの料金は同じです。
LINEMO | povo2.0 | |
---|---|---|
国内通話料金 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
かけ放題サービス | ・5分以内かけ放題:550円 ※7ヶ月目まで無料 ・無制限かけ放題:1,650円 | ・5分以内かけ放題:550円 ・無制限かけ放題:1,650円 |
LINEMOは5分かけ放題が7ヶ月目まで無料のキャンペーン中なので、その分LINEMOがお得です。
オプションと割引の比較
項目 | LINEMO | povo2.0 |
---|---|---|
固定回線割引 | なし | なし |
家族割 | なし | なし |
容量追加オプション | 1GB:550円 | トッピング ・1GB(7日間):330円 ・3GB(30日間):990円 ・20GB(30日間):2,700円 など |
容量シェア | なし | なし |
LINEMOもpovo2.0も家族割や光回線とのセット割などがありません。
独自サービスを比較
項目 | LINEMO | povo2.0 |
---|---|---|
端末保証 | 持込端末保証 with AppleCare Services 950円~ | 【終了】スマホ故障サポート 605円/月 |
カウントフリー | LINEギガフリー | |
子供用安心フィルター | ・あんしんフィルター(ios) ・ファミリーリンク どちらも無料 | ・あんしんフィルター for au ・未成年WEBフィルター どちらも無料 |
端末セット販売 | なし | なし |
大きな違いとしては2点です。
1つ目は端末保証について、LINEMOは端末保証オプションがありますが、povoの「スマホ故障サポート」は2023年7月31日で新規受付を終了しています。
2つ目はLINEMOにはLINEギガフリーがあること。
LINEMOではLINEの通信消費量が常に0なので、月のデータ量を使い切ってもLINEはストレスなく利用できるのがメリットです。
あと子供用の安心フィルターは両社とも対応なのは良いですね。
それから端末セットの販売はどちらもありません。
対応端末を確認して自分で購入する必要があります。
端末セットがある方が良いという方は「楽天モバイル」も検討してください。
申し込み方法&サポート体制を比較
項目 | LINEMO | povo2.0 |
---|---|---|
申し込み方法 | WEBサイトのみ | ・WEBサイト ・アプリ |
サポート体制 | ・チャット ・Q&A | ・チャット ・Q&A |
決済方法 | ・クレジットカード(デビッド可) ・口座振替 ・ソフトバンク払い | ・クレジットカード(デビッド不可) ・ペイディー(後払い) |
支払名義 | 本人名義のみ | 契約者本人と家族名義OK |
回線名義変更 | 譲渡・名義変更不可 改姓/改名/承継は受付 | 譲渡・名義変更不可 改姓/改名/承継は受付 |
申し込み方法やサポート体制については大きな違いはありません。
以前は支払方法がクレジットカードのみだったpovo2.0ですが、現在はペイディー(後払い)が追加されているので、口座振替、銀行振込、コンビニ払いも選択可能となっています。
LINEMOとpovoを比較のまとめ
LIMEMOとpovo2.0の比較をしてきました。
それぞれ独自のユニークな特徴がありますので再度まとめていきます。
povo2.0
- 基本料金が0円
- 必要な容量をトッピング(課金)
- トッピングには使用期限があり、都度購入が必要
- LINEの年齢確認(認証)には非対応✕
- 180日の間トッピング購入がない場合は利用停止になる可能性
おすすめの使い方としては子供の留守番用として0円運用。
自宅のWi-Fiが使えるのであればLINEも使えますし、電話連絡もできます。
また、デュアルSIMのサブ回線としてもおすすめです。
■povo2.0
⇒https://povo.jp/
LINEMO(ラインモ)
- ソフトバンクの高品質な通信回線をそのまま利用できる
- シンプルでコスパの良い料金プラン
- LINEのトークも通話もデータ通信量を消費しない
- 契約料0円、解約料0円、2年縛りなしでいつでも解約OK
- 子供用のフィルタリングオプションが無料
LINEMOはソフトバンクの高品質な回線をそのまま利用できます。
ギガフリーもありますし、子供用のフィルタリングも無料なので、子供用のSIMとしても優秀です。
LINEMOはJ.D.パワー2023年携帯電話サービス顧客満足度調査でも「3年連続」でNO.1を獲得してます(オンライン専用ブランド/プラン部門)。
ということで、LINEMOはメイン回線としておすすめです。
■LINEMO(ラインモ)公式サイト
⇒https://www.linemo.jp/
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