今回はLINEMOのテザリングの設定方法(iPhone・Android)や実際計測した速度など紹介していきます。
LINEMOのテザリングが遅くない?と気になっている方向けの記事です。
結論を先に書いておくと、LINEMOのテザリング速度は高速で業務レベルでも使えるほど快適です。
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テザリングの設定方法と注意点
今回はiPhone7にLINEMO SIMを設定しテザリングします。
1.端末名(スマホ名)とパスワードの変更
iPhoneやAndroidでテザリング前にすべきことは
- 端末名(スマホ名)の変更
- テザリング接続時のパスワード設定
の2点です。
特に端末名(スマホ名)の変更を忘れると、自分の名前が拡散されるので要注意です。
では具体的に設定方法をみていきます。
iPhoneで端末名や接続パスワードを変更する手順
「設定」⇒「一般」⇒「情報」⇒「名前」で端末名が分かります。
実は、初期の端末名は「〇〇〇のiPhone」と実名が入っています。
この状態でテザリング用電波を飛ばすと、実名が拡散されます。
上記の「名前」をタップすると端末名が変えられるのでiPhone7等、電波発信時に不特定多数に見られても問題ない名前に変更してください。
こんな感じにしておけば無難でOKです。
同じく「設定」⇒「インターネット共有」⇒「”Wi-Fi”のパスワード」を見ます。
このパスワードが、外部からテザリング接続時に必要なパスワードです。
初期設定では”複雑で手打ちできない文字の羅列”になっています。
ある程度短くてセキュリティの高い文字列に変更を勧めます。
Androidで端末名や接続パスワードを変更する手順
「接続」⇒「接続」⇒「テザリング」をタップ。
「Wi-Fiテザリング」の文字部分をタップして「ネットワーク名」と「パスワード」を必要に応じて変更してください。
2.テザリング接続
■iPhoneの場合
iPhoneは「設定」⇒「インターネット共有」。
「ほかの人の接続を許可」を設定。ポップアップが表示された場合は、利用したいテザリング方法を選択します。
これでiPhone7からテザリング用のWi-Fi電波が発信されます。
■Androidの場合
「接続」⇒「接続」⇒「テザリング」をタップ。
Wi-FiテザリングをオンにすればOKです。
パソコン接続時のテザリング速度は35.8Mbps
上記Wi-Fi電波に下記のPC(NEC Versa Pro)を接続しました。
なかなかの年季物ですがSSDに換装して現役で働いてくれています。
スピード測定はスマホと同じアプリで行いました。
具体的にはChrome拡張の「Speedtest by Ookla」というアプリです。
測定結果は以下になります。
回数 | ダウンロード | アップロード |
1回目 | 47.85Mbps | 23.58Mbps |
2回目 | 39.84Mbps | 25.63Mbps |
3回目 | 16.89Mbps | 13.02Mbps |
4回目 | 31.88Mbps | 18.05Mbps |
5回目 | 42.36Mbps | 0.46Mbps |
平均 | 35.8Mbps | 16.1Mbps |
もっとも重要なダウンロード性能で35.8Mbpsと高い性能でした!
実際の速度測定画面は以下のような感じです。
そして5回測定結果の履歴が以下になります。
非常に高速で高いスコアがでました。
格安SIMでは5Mbps以上でれば合格ですので十分すぎる性能です。
スマホ接続時のテザリング速度は32.8Mbps
次にテザリングのWi-Fi電波に下記のスマホ(AQUOS SENSE4)を接続しました。
スピード測定は「Speedtest」というアプリでPCと合わせています。
測定結果は以下になります。
回数 | ダウンロード | アップロード |
1回目 | 36.9Mbps | 25.4Mbps |
2回目 | 34.9Mbps | 26.6Mbps |
3回目 | 35.2Mbps | 23.8Mbps |
4回目 | 36.0Mbps | 10.6Mbps |
5回目 | 21.0Mbps | 21.8Mbps |
平均 | 32.8Mbps | 21.6Mbps |
もっとも重要なダウンロード性能で32.8Mbpsと高い性能でした。
5回測定結果の履歴が以下になります。
非常に高速で高いスコアがでました。
格安SIMでは5Mbps以上でれば合格ですので十分すぎる性能です。
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LINEMOテザリングに関するQ&A
LINEMOは無料で高速テザリングができます。とは言え色々な疑問があるかと思います。
では重要な以下のポイントを説明します。
全プランでテザリングが使える?
LINEMOでは2つの料金プランがあります。
上記両方のプランでテザリングが使えます。
LINEMOのテザリング料金は無料?
LINEMOでは、申し込みをしなくてもテザリングを無料で利用できます。4G(LTE)でも5Gになっても無料です。
キャリアによってはオプション料金取られるので嬉しいです。
LINEMOのテザリング速度は遅くない!
LINEMOのテザリングは速いです!
客観的な速度データが一番説得力あるかと思います。
以下が私が2024年に再計測した結果を載せます。
測定時期 | デバイス | ダウンロード | アップロード |
2024年5月1日 | パソコン | 35.8Mbps | 16.1Mbps |
スマホ | 32.8Mbps | 21.6Mbps | |
2024年6月10日 | スマホ | 29.7Mbps | 15.5Mbps |
2024年7月10日 | スマホ | 33.1Mbps | 15.0Mbps |
通信速度=ダウンロード速度が約30Mbpsで爆速です!
テザリングの容量制限はプランによる
テザリングは無制限には使えません。
プランごとに使える容量の上限があります。
ベストプラン | ベストプランV | |
データ量 | 0~3GB 3GB~10GB |
10GB~20GB 20GB~30GB |
料金(税込み) | 990~2,090円/月 | 2,970~3,960円/月 |
容量超過後の制限速度 | 300kbps | 1Mbps |
ベストプランなら容量上限10GBまで、ベストプランVなら容量上限30GBまでです。
これはテザリング未使用時と合わせた全容量です。
ちなみに容量超過してもベストプランなら300kbps、スマホプランなら1Mbpsの速度で安心です。
LINEギガフリーで使える?
テザリング中もLINEはギガフリーで使えます。
LINEアプリのトーク、音声通話・ビデオ電話のデータ消費もゼロです。
LINEMOで通信している限りLINEギガフリーですよ。
※スタンプショップの利用、ニュース記事の閲覧など一部LINEギガフリーの対象外があります。
テザリングが遅い原因はエリアかスマホ
LINEMOのテザリングが遅いなら原因として考えられるのは「通信エリア」か「スマホ」のどちらかです。
LINEMOはソフトバンクの電波を使います。
大手の電波と言えど100%カバーはできませんし、極端に弱くなる地域があります。
人口カバー率98%とか言いますよね。その場合2%は電波が入らないんです。また建物の奥深い場所だと稀に電波が入りにくい場合もあります。
またスマホが原因で遅い場合もあります。
スマホのBandが1,3,8に対応してないとそもそもLINEMO電波をちゃんと掴めません。
未対応のSIMフリー端末はNGです。
テザリングができない原因は?
どうしてもテザリングができない場合がありますが、原因は単純なことが多いのです。
ここでは代表的な原因をあげてみます。
接続側がスマホのセキュリティ規格に未対応
例えばテザリングでパソコンを接続する場合。
スマホからのテザリング電波はWPA,WPA2の暗号化規格を持っています。
パソコンにその規格が無い場合、テザリングでつなげません。
つまり、接続側がWPA2等に対応してないと、テザリング電波自体を掴めないんです。
スマホのセキュリティ規格は確認しましょう。
Bluetooth接続(ペアリング)に失敗している
Wi-FiでなくBluetoothでテザリングも可能ですがペアリングに失敗すると繋がりません。
ペアリングとは接続デバイスを認識すること。
実は結構ペアリング失敗ありますので、スマホとデバイスがペアリングできているか要チェックです。
テザリング接続上限数になっている
接続上限数に到達したらもう繋がりません。
例えばiPhoneは接続5台までです。うっかり上限まで到達したら繋がりませんね。
以外に盲点なので一度確認してみましょう。
接続パスワード間違い
実はこれが一番多い原因です。
「あれつながらない!」
でも接続パスワードを見たら「i(アイ)」じゃなく「l(エル)」だったとか、パスワードに変なスペース入ってたなど・・・
まずはパスワード再確認ですね。
以上LINEMOのテザリングの性能(通信速度)の実測調査でした。
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