毎月のスマホ代、もう少し安くならないかな…そう感じたことはありませんか?
NTTドコモのユーザーなら特に、料金が5,000円を超えることも珍しくないですよね。
そこで注目されるのが、ドコモの格安プラン「ahamo(アハモ)」。月額2,970円(税込)で30GB+5分かけ放題が使えるとあって、「これなら節約できるかも!」と考える人も多いはず。
でも、安いなら何か落とし穴があるんじゃないか…と不安になりますよね。
実際、ahamoはドコモの従来プランと違って、メリットもあればデメリットもあります。
この記事では、ドコモからahamoに乗り換えると何が得で、何が不便かを解説していきます。
ahamoがドコモより安くなる理由は?
ahamoが安いのは店舗や電話サポートがないからです。
有料(3,300円)で店頭サポートもありますがあくまでサポートのみとなっています。
ご注意事項
お申込み時の端末操作はお客さまご自身で実施いただきます。お手続きの補助を行うスタッフはお客さまの端末操作画面を拝見し、必要に応じて操作のご案内を行います。
参考:「ahamo WEBお申込みサポート」「ahamo WEBお手続きサポート」の開始および故障受付チャネルの拡大について|ahamo

ahamoの速度はドコモより遅くなる?どう変わる?
まずは一番気になる「速度」から見ていきます。
実測データや口コミを交えて比較しますが、ドコモでもahamoでも速度はあまり変わりません。
項目 | ドコモ(eximo) | ahamo |
---|---|---|
回線 | NTTドコモ(4G/5G) | NTTドコモ(4G/5G) |
最大速度 | 4G: 1Gbps、5G: 4.1Gbps | 4G: 1Gbps、5G: 4.1Gbps |
実測速度 | 下り50-100Mbps、上り20-50Mbps | 下り50-100Mbps、上り20-50Mbps |
Ping値 | 10-20ms | 10-20ms |
混雑時の安定性 | 高い(キャリア品質) | ほぼ同等(優先度わずかに低い) |
5Gエリア | 全国拡大中 | ドコモと同じエリア |
ahamoもドコモ回線を使うので、基本的に速度は同じ。
理論上「優先度」が若干低い(混雑時の帯域制御の可能性)と言われますが、実測ではほとんど差がないです。
↓混み合う時間帯も速度は落ちない
一方で混雑する電車内や駅周辺では、通信速度が大きく低下(重い)という声もあります。
ahamoの電波が悪い(重い)というのは、ahamo自体の問題ではなく、ドコモの利用者が集中するエリアでパケット通信が渋滞して、速度が低下するパケ詰まりが起因していることが多いようです。
ドコモ回線にこだわらないということで、あればソフトバンクの高品質な回線を「そのまま」利用しているLINEMO(ラインモ)も選択肢です(後ほど紹介)。
ドコモからahamoへ乗り換えるメリットは?
速度が変わらないなら、他にどんなメリットがあるのか具体的に5つ挙げます。乗り換えの魅力をたっぷり掘り下げて、読んでるあなたが「乗り換えたい!」って思えるようにしますね。
料金が大幅に安くなる
■ドコモの料金
eximoプランだと1GB以下で4,565円、3GBで5,665円、さらにかけ放題(+1,870円)を付けると約7,535円。
■ahamoの料金
30GB+5分かけ放題で2,970円(税込)。
■節約額
月4,565円以上安くなることも。年間だと5万円以上節約できる計算。たとえば、1年で旅行に行けるくらいの金額が浮くって考えると魅力的ですよね。
■具体例
家族3人でドコモだと2万円超えが普通だけど、ahamoなら8,910円で済む。子供が動画見まくっても余裕の30GB×3人分です。
2.大容量プランが手軽に使える
ahamo大盛りのオプションを付けると月+1,980円で110GB(合計4,950円)まで使えます。

3.海外ローミングが無料で便利
ahamoは91カ国で30GBまで追加料金なし(15日間)。アメリカや韓国旅行でそのままスマホ使えるのはめっちゃ便利。
ドコモだと「パケットパック海外オプション」で1日980円かかる。たとえば、5日旅行なら4,900円追加だけど、ahamoなら0円。
4.手続きがシンプルで初期費用ゼロ
申し込みから設定までネットでOK。契約手数料0円、解約金なし。ドコモショップに並ぶ必要なし。
ドコモからの乗り換えもeSIMなら即日で切り替え完了。SIMカードでも2日ほど。
速度維持+料金安さが最大のメリット。
私がドコモを使ってた頃は毎月7,000円超えてましたが今のahamoなら半額以下で済みますね。
節約したいなら乗り換え価値ありです。特に30GB使う人にはピッタリですよ!
■ahamo(アハモ) ※最大20,000ポイント特典あり
⇒https://ahamo.com/
ドコモからahamoへ乗り換えるデメリットは?
ドコモからahamoに乗り換えるデメリットも5つ紹介します。
速度以外で気をつけるべき点をしっかり見ておけば、後悔しない選択ができますよ。
1.店舗サポートがない
■オンライン専用
ahamoは基本的に店舗での契約や故障対応がありません。
店舗での申し込みのサポートはありますが、有料(3,300円/回)で、操作自体は自分が行う必要があります。
2.キャリアメールなど使えなくなるサービスがある
プラン変更するとahamoでご利用できないサービスは自動廃止となります。
蓄積されているデータが削除されるサービスがあるので注意。
- spモード決済
- ドコモメール
- ドコモ電話帳
- スケジュールなどクラウドサービス
- 留守番電話サービス
- メロディコール
- 各種割引サービス
などドコモ独自のサービスなどは使えなくなるものが多いです。
詳細は以下ドコモのページで確認してみてください。
ドコモメールは有料で継続可能
ドコモメールに関しては月額330円で利用の継続ができます(ドコモメール持ち運びサービス)が、年間4,000円近く追加になるのは地味に痛い。
対策としてはGmailやYahooメールに移行する人も多いですが、仕事でドコモメール依存だと移行が面倒です。
ちなみにメールの持ち運びサービスは乗り換え前に申し込み必須なので忘れずに。
メールアドレス、クラウドに保存されているメールデータも、そのまま残すことができます。
※ドコモからahamoへ乗り換える場合は変更手続きと同時に「ドコモメール持ち運び」を申込みしてください。
3.家族割が適用外
ドコモで利用できていた「ファミリー割引」や「光セット割引」「dカードお支払割」「みんなドコモ割」など各種割引は適用されません。
また、ドコモの家族通話では「三親等以内のドコモユーザーとの通話は無料」でしたがahamoでは「ドコモ利用の家族からの着信のみ無料」となります。
※ahamoは、家族契約による割引特典(ファミリー割引/みんなドコモ割)はありませんが、カウント対象にはなります。
【ahamoからグループ内家族への発信】
家族内の国内通話無料の対象外
【グループ内家族からahamoへの発信】
家族内の国内通話無料の対象(事前にahamo回線がファミリー割引グループに申し込む必要があります)。
4.少量プランがない
ahamoは30GB(2,970円)か110GB(4,950円)のプランのみ。
たとえば、1-3GBしか使わない人はより高いと感じるかも。
毎月3GB~10GB利用の方はLINEMOも選択肢
10GBも使わないという方は「LINEMO(ラインモ)」も選択肢になります。
LINEMOもahamoと同じようにキャリア(ソフトバンク)の回線を「そのまま」使える恵まれたプラン。
しかもLINEのトークやビデオ通話でデータを消費しない(ギガフリー)なのでLINEは使い放題です。

■LINEMO(ラインモ) ※最大14,000ポイント特典あり
⇒https://www.linemo.jp/
速度で比較:LINEMO、楽天モバイル、ワイモバイルも候補にいれよう
「ahamo以外も気になる」「速度で他社と比べてみたい」という人向けに、代替案を速度を中心に比較します。
キャリアの回線(MNO)を「そのまま」利用している恵まれたプランをいくつか紹介します。
LINEMO
LINEMOもahamoと同じようにキャリア(ソフトバンク)の回線を「そのまま」使える恵まれたプラン。
一日通して速度も早く、昼や夕方に遅くなるということもありません。
しかもLINEのトークやビデオ通話でデータを消費しない(ギガフリー)なのでLINEは使い放題というのが特徴。
ahamoとは違って3GBまでの料金、10GBまでの料金、30GBまでの料金と別れているので、データ使用量がそこまで多くないという方はLINEMOもおすすめです。
- ソフトバンクの高品質な通信回線を「そのまま」利用できる
- シンプルな料金プランで3GBが990円とコスパ◎
- LINEのトークも通話もデータ通信量を消費しない(LINE使い放題)
- 契約料0円、解約料0円、2年縛りなしでいつでも解約OK
- 子供用のフィルタリングオプションが無料

■LINEMO(ラインモ) ※最大14,000ポイント特典あり
⇒https://www.linemo.jp/
楽天モバイル
楽天モバイルも自社回線+プラチナバンド始動で通信速度やエリアが改善されてきています。
生活圏が楽天モバイルのエリア内(特に5Gエリア内)であればこちらも選択肢の1つになるでしょう。

■楽天モバイル ※最大14,000ポイント特典あり
⇒通常よりも断然お得な三木谷社長キャンペーンはこちら
ワイモバイル
ワイモバイルはLINEMOや楽天モバイルと比較すると料金高めなのですが、各種割引で安くなります。
特に家族割だと2人目以降が1,078円(4GB)で利用できます。
こちらもソフトバンク回線をそのまま利用できるので、速度(電波)も良好です。
特徴としては店舗サポートがある点と、家族割で安くなる点です。
店舗で相談したい人、家族で格安SIMに移行したい人の選択肢の1つですが、単体(1人契約)だとやや高めなのがデメリットです。
まとめ:タイプ・目的別のおすすめ
速度とメリット・デメリットを踏まえ、タイプ別にオススメを整理します。あなたにピッタリの選択肢が見つかりますよ。
■ahamoがおすすめの人
・30GB前後使う人:速度変わらず2,970円でコスパ最高。
・海外利用が多い人:ローミング無料が便利。
・シンプル好き:オンラインで十分な人。
■ahamo(アハモ) ※最大20,000ポイント特典あり
⇒https://ahamo.com/
■LINEMOがおすすめの人
・少量データ派:3GBが990円、~10GBが2,090円。
・LINE多用派: LINEが速くてストレスなし。
・ソフトバンク回線好き: 安定性を安く。
■LINEMO(ラインモ) ※最大14,000ポイント特典あり
⇒https://www.linemo.jp/
■楽天モバイルがおすすめの人
・データ無制限派: 3,278円で使い放題。
・通話無料欲しい人: Rakuten Linkで国内通話無料。
・楽天エリア住み: 速度改善で快適。
■LINEMO(ラインモ) ※最大14,000ポイント特典あり
⇒https://www.linemo.jp/
■ワイモバイルがおすすめの人
・店舗サポート欲しい人: 全国で相談可能。
・家族利用者: 家族割で安く。
・中容量派: 25GBでちょうどいい人。
■Y!mobile(ワイモバイル)
⇒https://www.ymobile.jp/
以上ドコモからahamoへ乗り換えのメリットとデメリットとタイプ別のおすすめSIMでした。
コメント