LINEMO(ラインモ)や楽天モバイルなどSIMの契約・申し込み時に「SIMカード」や「eSIM」を選択する項目があります。
説明を読んでもよくわからないという方多いのではないでしょうか?
「どちらを選んでいいか分からない」
「eSIMにデメリットはないの?」
という方向けに分かりやすく解説していきます。
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SIMとeSIMの違いを分かりやすく
通常SIMの乗り換えの時、例えばドコモからLINEMOや楽天モバイルに乗り換える場合、スマホに入っているSIMカードを入れ替える必要があります。
対して「eSIM」はSIMカード不要で、元々スマホに内蔵されているSIM情報を書き換えて乗り換えができます。
参考:楽天モバイル
身近なもので例えるならSIMカードは「電車の切符」。
■SIMカード
切符がないと電車には乗れないように、通常「SIMカード」がないとスマホで電話やインターネットができません。
■eSIM
「eSIM」は、スマホの中に最初から入っている「SuicaやPASMOなどの交通系ICカード」のようなもの。
切符をもっていなくても、スマホを改札にかざして電車に乗ることができるように、「eSIM」はSIMカードなしで別の路線(携帯電話会社)に乗り換えることができます。

eSIMにはデメリットはないの?メリットも一緒に紹介
上記のようにSIMカードがなくても即日乗り換えできるのが「eSIM」です。
eSIMのデメリットはないの?という方もいると思いますので、メリットとデメリットも紹介しましょう。
eSIMのメリット
- オンラインで手続きが完結するため、時間と手間を削減できる
- 物理的なカードの差し替えが不要なので、紛失や破損の心配なし
- SIMカードとeSIM両方対応の端末なら複数のSIMを使える(電話番号も複数使える)
デュアルSIMで運用する場合はスマホの設定でどちらを主回線にするか選ぶことができますし、いつでも切り替えることが可能です。

通常のSIMカードだとSIMカードが郵送されてくるのを待って入れ替える必要がありますが、eSIMなら申し込みしてすぐに乗り換え開通が可能です。
eSIMのデメリット
eSIMのデメリットは以下です。
- 設定に多少の知識が必要な場合がある(説明書はついてる)
- すべての通信会社がeSIMに対応しているわけではない
- eSIMに対応していないスマートフォンがある
最近は多くの通信会社がeSIMに対応していますが、調べるのが面倒とか、どちらでもいいという方は通常の「SIMカード」選択で問題ありません。
ドコモ、ソフトバンク、au、ワイモバイル、UQモバイル、IIJmio、日本通信、HISモバイル、mineo、NUROモバイル、J:COM MOBILE、ahamo・povo・LINEMOなど主要な通信会社はeSIMに対応しています。
後はeSIMに対応している端末かどうか?という点ですが、機種ごとに違うので、各通信会社の対応端末ページを調べてみてください。
↓対応端末ページでは「eSIM」に対応している機種かどうか調べることができます。
■LINEMO(ラインモ)
⇒LINEMOのeSIM対応端末を見る
■楽天モバイル
⇒楽天モバイルeSIM対応端末を見る
■ワイモバイル
⇒ワイモバイルeSIM対応端末を見る
SIMカードからeSIMに切り替えるには?同じキャリア利用の場合と乗り換えの場合について解説
SIMカードをeSIMに変更する場合の手順についても解説していきます。
- SIMからeSIMに変更(通信会社は変えない)
- SIMからeSIMに変更(通信会社も変える)
通信会社は変えずにSIMカードをeSIMに変更する場合
通常はどの通信会社でもSIMの再発行などのメニューがあり、そこからSIMの再発行という形で変更ができます。
「eSIMの発行」を選択し、「eSIMプロファイル」をダウンロードして開通設定したらOKです。
他社乗り換えでSIMからeSIMに変更する場合
「MNP予約番号」を発行(※不要な場合あり)⇒乗り換え申し込みで「eSIM」を選択し、プロファイルをダウンロード(QRコードを読み込み)して開通設定する流れとなります。
現在の電話番号をそのまま利用する場合(MNP)は開通した時点で自動的に以前の通信SIMが解約となります。
不要となったSIMは通信会社の案内に従って破棄してください。
上記のようにeSIMなら乗り換えが非常に楽になりますし、メリットが多いです。
ただし、よく分からないという方は通常のSIMカードでも全く問題ありません。
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